めちゃイケ終了で考える岡村隆史という才能
めちゃイケが終わる。
11/4の放送で正式発表されました。
2018年の春終了に向けて、今後最後のビッグプロジェクトがはじまるとという宣伝がありました、、
お笑い好きを自称しながらも、別に毎週見ていたわけでもないので、何も言う資格はないですが、やはり寂しいですね。
めちゃイケといえば、長年に渡り数々のブームの火付け役になってきたと思いますが、いつもその中心は岡村さんでした。
まさに岡村さんの才能を如何に発揮させるか、そのための企画がたくさんありました。
ここで、岡村さんについて個人的に思うところを記します。
私はほんの2年間程度ですが、吉本興業でアルバイトをしていました。
その時に聞いた岡村さんのエピソードは今でも心に残っています。
それを話していたのは某NSC講師の方。
大物漫才師のネタ作成やM-1の予選審査員等をやっている人でした。
吉本の養成所NSC時代の岡村さんを指導した人です。
見た瞬間違った。やっているネタは全然おもしろくない。でも、仕草・雰囲気、これがオーラというものかと感じた。」
ナインティンナインといえば、デビューとともに一気にスターに駆け上がったことで有名ですが、やはり、最初からスター性があったようです。
ただし、重要なのは先天的なではないのです。
こんなコメントも言っていました。
岡村はいつも一番前に座り、質問してきた。他に何十人もNSC生はいるのに、岡村とマンツーマンレッスン状態だった。圧倒的に深く考え、試し、反省し、を繰り返していた。
まさしく、PDCAサイクルを回し続けていたのですね。
結局のところ、才能を輝かせる人は猛烈な努力をしているのですね。
めちゃイケで人気だった企画、ダンス企画。
エグザイルやモーニング娘。のメンバーに混じって踊る姿を思い出します。
見ている最中は、ただひたすらに面白いのですが、
見終わったあと、感動の感情が出てきます。
おそらくものすごい練習をしたんだろうな~ということが見て取れるからです。
本来、お笑いは「練習してきました感」が見え隠れするのはよくないと思います。
漫才も、あたかも「今しゃべってますよ」感があるから笑えるのだと思います。
岡村さんのダンスは面白いのに、あとから感動がくるということで、
まさに才能と努力が共存するからこその魅力なんだと感じました。